不景気になってから賃貸契約も時代に合わせて変わってきました。世の中でもリセールなどが頻繁に行われたり、中古品を購入する人が増えていますが、少なからず賃貸物件にもその影響は及んでいます。それが居抜き店舗物件になります。居抜き店舗物件とは前の借り主がラーメン屋をしていた場合、お店をたたむときにラーメン屋の時に使っていた冷蔵庫や冷凍庫、テーブルや椅子、その他造作までもそのままにして行くことです。居抜き店舗物件は前の借り主にとっては有利になります。なぜなら、スケルトンにする必要がなく、その分お金がかからないからです。一方で、新しい借り主もやはり設備などを購入する必要がないため、その分お金がかからないというメリットを享受できるわけです。では、居抜き店舗物件はどのように探したらいいでしょうか。
居抜き店舗はインターネットで探す
居抜き店舗の探し方にもいろいろありますが、まずは手軽なところをインターネットで探してみましょう。居抜き店舗を専門に扱った業者も全国的にありますので、まずは居抜き店舗専用の業者を探すことが一番の近道でしょう。では、居抜き店舗を専門に扱った業者と居抜き店舗以外でも扱っている業者はどちらがいいでしょうか。専門的な話を聞くのであれば居抜きを専門に扱っているところがいいでしょう。ですが、居抜き物件とそれ以外の物件をそろえている不動産会社であってもそれなりの情報をそろえていることがありますので、できれば両方の不動産会社を参考にしてみるのがいいでしょう。最初は具体的にどれくらいの費用がかかるか分からない事がありますので、具体的な費用を計算した上で取捨選択をしてみましょう。
できるだけ親密にするといいことがある
ある程度物件をネット上や雑誌などで見たら、今度は不動産会社に行ってみるのがいいでしょう。不動産会社に行くと、ネットに出ていないような物件がたくさん掲載されている事があります。そのため、ある程度不動産会社の人と仲良くするといいでしょう。親密になればなるほど不動産会社も良い情報を提供してくれることになります。何度も通い、情報を得ようとすると言うことは、冷やかしではなく、真剣に購入をしたいと判断されるため、不動産会社もできるだけ顧客にとって良い物件を提供してくれます。ですが、付き合いが浅かったり、情熱を感じないと不動産会社も良い物件を提供してくれない可能性が高くなります。ネット上では、メルマガなどを購読すると、非公開物件が提供されることがありますので、参考にしてみてはどうでしょうか。